ぼうけんの書評

書を持って、街へ出よう

自分の作ったExcelファイルの引継ぎは難しい。では、どうすれば良いのか?

転職や部署移動の時、自分の作ったExcelファイルの引継ぎに困ったことはないだろうか。

Excelは、学べば学ぶほど便利に扱えるようになり、業務の効率化に役立てることができる。一方、便利な技を使うようになればなるほどファイル全体が複雑になっていき、やがて初心者には理解しづらいものになってしまう。学びが深まることによるジレンマである。

自分1人で使うだけなら問題なかったブックを、別の誰かにも使えるようにしなければならない。しかも、引き継ぐ相手方のITスキルも不明で、自分より分かる人なのか、ほとんど分からない素人なのかも不透明…。先日、筆者はそのような状況に陥った。

結局、自分より少し劣るスキルレベルの人を想定してHELPドキュメントを作った後、「後はよろしく!」で今回はお茶を濁した。しかし、はたしてこれがベストだったのかと、スッキリしない感が今も残っている。

こんな時、本当は一体どうすれば良かったのか。そもそも引継ぎに困る状況を作らないためにはどうすれば良いのか。以下、遅ればせながら解決策を考えてみたい。

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Excel分野別学習ポイントのまとめ

あなたが、何かのきっかけでExcelに興味を持ち始めた人だとする。しかし、Excelの何から学ぶべきなのか、混乱してはいないだろうか。世にExcel本はあふれかえっており、WEB上にも詳しい情報サイトがたくさんある。だが、何から手をつけるべきなのか、正直サッパリわからない…。

Excel初心者は、Excelの何から学べばいいのか。それを学ぶと一体何ができるのか、どんなメリットがあるのか。そんな疑問に答えるために、初心者が中級者にレベルアップするまでの学ぶべき項目を順を追ってまとめてみた。ぜひ参考にしてほしい。

(ちなみに、最初は自分用の学んだことリストとして作った。が、ひょっとすると学び始めの人にも役に立つかもしれないと思い、それ用に書き直したものである。)

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Excelを3か月で速習する方法

去年の11月末、ひょんなきっかけでExcelを本格的に覚えることになった。

使い始めた当初は、何かだよく分からない機能がたくさんある、難しいソフトだなという印象。

しかし、数か月たった現在、ショートカットを駆使してデータを手早く入力できるのはもちろん、マクロやVBAを活用して報告書やらを人一倍高速で仕上げたりできる。

また、現状Excelに関して知らないことであっても、その場で良い方法を調べて、わりと短時間で実装できたりもする。最近は、ExcelVBAでIE制御なんかにハマり中である。

大した自慢にならないかもしれないが、只今職場のExcelマスターとして、会社の生産性向上に絶賛貢献中である。

今回は、そんな少し前までExcelビギナーだった僕が、Excelを速習した方法とそのプロセスを公開したい。

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自他の区別を超える『もうこれ以上、人間関係で悩まない極意』

もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 ─今こそ、「縁起人」として生きろ。─

もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 ─今こそ、「縁起人」として生きろ。─

 

人間関係に悩むのはなぜか?

それは、相手に見返りを求めているから。相手に何かを依存している、相手に自己の在り様をゆだねているから。その結果、相手に振り回されることになる。

ではどうすれば悩まずに済むようになるのか?

相手にゆだねるのではなく、そもそも、自分がその人とどのような関係を結びたいのか、自分で決めてしまえばよい。

幸せになりたければ、そう接すればよいし、不適切な関係になりたければ、そうなるように接すればよい。どうでもよい関係でありたいと望めば、そう接すればよい。

しかし、こう反論したくなるかもしれない。それができればいいけれど、そうやって望む関係を上手に作ることができないから悩んでいるんじゃないか、と。

そこでキーワードになるのが「縁起」。縁起とは、「すべての存在は関係で成り立っている」ということ。存在とは、あらゆる関係性の網の目のようなもので、それは関係の変化とともにダイナミックに変容し、揺れ動く。存在すべてが関係性のネットワークであるという観点でこの世界を眺めれば、すべては何らかの関係でつながっており、自他の区別は意味がない。

その一つ一つの関係は、そもそも自分の心が生み出している。究極、他人もこの世も自分の心が生み出している。すべては自分の心が決めているのだから、あらゆる関係は望む形に変えられる。


以上が本書のの読解。言葉は易しいが、中身は深い。すべてを理解するには、まだまだ修行不足であることを痛感する。

結論。悟れ。

通話相手への想像力をはたらかせる『電話応対の基本とマナー』

はじめての人でも自信が持てる 電話応対の基本とマナー

はじめての人でも自信が持てる 電話応対の基本とマナー

電話を頻繁にこなさないといけない仕事に就いた時に参考にした本。

情報量が多く、たくさん参考になるポイントがあるが、印象に残ったこと2点のみ挙げたい。

  1. 名乗り
  2. クッション言葉&フォロー言葉

1について。”名乗り”とは、電話を受ける、電話をかける時の第一声のこと。電話応対のコツの一つは、基本となる応答パターンを決めてしまうことだが、この最初の第一声がうまくいくと、その後の応対がスムースにいきやすい。

2について。クッション言葉とは、「申し訳ございませんが~」「失礼ですが~」「恐れ入りますが~」など、相手に言いにくい要求をする前の一言。フォロー言葉とは、「お待たせいたしました」「お手数をおかけしました」などの相手に迷惑をかけた時の一言。ビジネス会話は、原則互いに要求しあう行為で、要求は地味に相手にストレスを与える。よって、相手を気遣う言葉がこちらの印象を良くし、引いては相手のレスポンスを良くする。クッションやフォローは、そのための前戯や後戯と心得たい。

総じて必要なのは、相手への想像力。名乗りもフォロー言葉も、全ては自分の意図を相手に負担なく伝えるため。相手が自分のかける言葉をどう感じるかを意識する必要がある。

それには巻末の付録のフレーズ集が便利。これらのフレーズがなぜ電話に有効なのかを、考えながら利用してみると速く上達しそう。どんな訓練でもそうだが、その先の到達点への想像力を養うためにこそ、型は存在する。

愛のアメとムチ『犬の頭がグングンよくなる育て方』

犬の頭がグングンよくなる育て方

犬の頭がグングンよくなる育て方

現在、人間のマネジメントを学び中である。

以下のワンサー通信の一連の記事を読んで、ひょっとして犬の育て方の本を読めば、人間のマネジメントにも応用できるのではと考えて、評判のよさげな本をAmazonで購入。

【マンガで解説】「嫌な社員はイヌ」と考えれば上手くいく!イヌ社員ワンサー第1話 - ライブドアニュース
【マンガでわかる】「生意気なゆとり社員は犬」と思えば上手くいく!イヌ社員ワンサー第2話 - ライブドアニュース

(人間を人間と思うと、逆に自分の信念や思い込みを無自覚に押し付けてしまうという説には共感。)

本の印象に残った点。

  1. 犬はリーダーと認めたものに対して絶対服従する性質がある
  2. 愛あるアメとムチが効果的

1について。犬は序列に忠実。自分より強い者にはおとなしく従い、自分より弱い者には保護する義理を感じる。リーダーがどんな奴かは、犬にとって死活問題であるゆえ、その決定には時間がかかる場合も。

2について。犬を従わせるには、自分をリーダーだと認識させる必要あり。褒めることと叱ることを、犬の思考の性質に合わせてタイミングよく行い続ければ、自分に忠実な犬に育つ。

まとめれば、犬の性質を理解し、愛をもって褒めたり叱ったりすべし、ということか。

これを人間に応用させると、どうなるだろう?

人間の場合、犬ほど序列にうるさくなさそうだが、相手の思考パターン・感情パターンを理解し、それに合わせて愛をもってアメとムチを使い分けることが効果的なのは、全く同じである気がする。今日からやってみよう。

見えない魔力『なぜ気づいたら、ドトールを選んでしまうのか?』

最寄駅の近くにドトールがある。

格別、好きというわけではない。

でも、コーヒーが美味しいのと、何となくの居心地の良さに惹かれて、時間がある時はついフラッと寄ってしまう。

昨日もそんな感じで、そのドトールへ入ろうとした。

しかし、その直前、普段持ち歩いている本を今日は持ってきていないことに気が付いた。カフェ内で本を読むことが習性なのだ。

そこで先に隣の本屋へ寄り、持ち込むべき本を物色する。

小説や漫画の気分でも、学術書の気分でもなかったので、サラッと読める面白そうなビジネス書あたりを探していた所、丁度良いものを発見。

なぜ気づいたらドトールを選んでしまうのか?

なぜ気づいたらドトールを選んでしまうのか?

タイトルがズバリ、『なぜ気づいたら、ドトールを選んでしまうのか?』。今まさに、僕自身に起こっていることではないか!

これは早速読むべしと、ブックカバーなしで買い、隣のドトールで本書を大きく見開いて、店員さんにさりげなくアピールしつつ、読破した。

以下、われわれが知らず知らずのうちになぜドトールにハマってしまうのか、本書をもとにそのマジックについて語りたい。

ドトールはこだわる

ドトールは品質に徹底的にこだわる。喫茶店だけに当然コーヒーの味にはうるさい。

たとえば豆なら、安定した品質を年中キープするために、産地にも、産地の中の農園にもこだわる。

輸送や保管はワイン並に行い、その後の焙煎工程では、素人では絶対分からないレベルで宗教的なまでに質を追求する。

さらには、その後の抽出工程、フードメニュー、食器、シュガー袋、オペレーション、教育の細部に至るまで、こだわり抜く。

凄いと思うのは、そのこだわりが我々には気づかれないくらい自然であること。

何となくドトールのコーヒーが飲みたくなる、ドトールが居心地が良いと感じるのは、こうしたハードコアなこだわりから来ている。

ドトールは度外視する

ドトールは時にコストを度外視する。

初期には、150円のコーヒーを出すために、2300円のカップと1700円のスプーンを使っていた。いいものを安く提供する店であると、伝えたかったから。

今でも予算のことはあまり考えないようにメニュー開発を進めているらしい。

ドトールは喧嘩する

ドトールは一部フランチャイズである。だから、ドトールを運営したいオーナーがやってくる。

しかし、自らの価値を伝授するために、時にオーナーと激しくやりあう。

ドトールは、金では動かない。金を超えた価値、即ちコーヒーを通じたお客の豊かさを生むためにしか動かない。

まとめ

良い仕事は、受け取る側がその良さを言葉でうまく表現できなくても、無意識では伝わる。

そんな事実を、普段の自分の何気ない行動の過程で意図せず発見してしまった。

世の中には、ドトールのようにこっそりと良い仕事をしている会社が、もっとたくさんあるのだろうなと思う。